このとある物語のように「私がこんなになったのはあなたのせい!」と思っていることが自分の中にどれくらいありましたか?
私がこんなになったのは親のせい!
私がこんなになったのは友達のせい!
私がこんなになったったのは学校のせい!
私がこんなになったのは会社のあの人のせい!
私がこんなになったのは不景気のせい!
きっとほとんどが「自分以外の誰かや何か」のせいです。
まず、自分が被害者だと思っていることに気が付きましょう。
不平、不満、愚痴、泣き言がでてくるということも同じです。
この人のせいで私はこんなに辛い思いをしている
私はしてあげるばかりで、向こうは何とも思っていない。
なんでこんなにしてやっているのにわかってくれないの。
私は悪くないのに、私はこんな仕打ちをうけている
これもすべて自分が被害者意識になっているのですね。
だからその人が変わってくれたら、私はもっと幸せになれる、楽になれる、良くなれると思って一生懸命他人を変えよとうとしますが、自分を変えようとは思っていません。
すべて意識が外に向いているからです。
そして本当は加害者さん見つけることで、わたしは不幸であるという悲劇のヒロインの役割を捨てたくないのです。
それはなぜかというと、周りの人に心配や同情してもらえるなど、
それを理由に被害者でいるといいことがあるからです。