人それぞれみんな見え方が違う

さて、昨日の動画はどちらに回っているように見えましたか?

右回転しているように見えた人。
左回転しているように見えた人。
途中から回転が逆に見えた人。
何度か見てたら違う回転に見えた人。

これには正しい答えはないのです。

どれが正しくて、どれが悪いということもありません。
同じ動画を見ていても人それぞれ見え方が違うのです。
ここがとても大事なポイントです。

同じものを見ていても、ほかの人が自分と同じように見ているとは限らないということです。

私はこれを同居人(デンマーク人)で感じることが多々ありました。
彼はグラフィックデザイナーなので色には敏感なのですが、ある時同じ色を見ていて、私はブルー系に見えるに、彼はグレーだというのです。

あとから色の見え方はアジア人と欧米人では目の色が違うので見え方が違うということがわかりました。また男女によっても異なるそうです。

それから同じものを見ているのに、私が見えているものが彼には見えていないということ多々あります。

ということは、見ているものが一緒なんだから「同じように見えているはず」という固定観念が外れることになります。

一緒に同じ映画を見ていても、同じ景色を眺めていても、同じコップを見ていても、人それぞれみんな見え方が違うということです。