そして行動ふたつめは、ものも私も一緒と知ってから、
ものに八つ当たりすることができなくなりました。
人間も含めこの世のあらゆる全てのものは「素粒子」で出来ている!と知ったときには感動しました。
だって私と目の前にある机の元が同じだなんてすごいですよね。面白いですよね。
万物に神様が宿っている、そしてものには魂が宿っているから大切にしましょうと教わってはきました。八百万の神という言葉のように、日々の暮らしの中にいろいろな神が身近に存在しているという日本古来の考え方は素晴らしいと思っていますし、日本に生まれたことを嬉しく思います。
でも怒った時にはドアを思いっきりバタンと閉めたり、何かを投げたり、叩いたりと、したことありますよね?
それがだんだんと出来なくなってしまったのです。
バタンと閉めたらドアが痛いよね。。。壁を叩いたら壁が痛いよねと。
これを書きながら小学生の時に歩道に石が落ちていると、自転車にひかれちゃったら可哀そうだと、石を端っこに寄せて歩いてたことを思い出しました。
幼心になにか感じるものがあったのかもしれません。
もしくはただの変な子供だったのか!あはは!
今は洗濯機、掃除機、食器洗い機、乾燥機など便利な時代になりました。
豊かになり、モノがあふれるようになり、使い捨てが多くなりましたが、どんなものにも魂が宿っているから大切にしましょうという大事な教えは伝わってきているのでしょうか。
うちには食器洗い機の置く場所がないので、ずっと手洗いですが、
ありがとうと言いながら作った食事をお皿に盛り、美味しくいただき、そのあとにきれいに洗って拭いて、今日もありがとうね!と棚に戻すとお皿が喜んでくれるような気がして嬉しいです。そしてそのひと時を心地よく過ごしている自分がいます。
ともあれ、そうしていくうちに色々なものが愛おしく感じられるようになってきたのです。
カッときて、ドアをバタンと閉めたくなったら、そうやって閉めたらドアも痛いかも。。。とちょっと一呼吸おいて感じてみてから、ドアを閉めてみてください!
まずひと呼吸おいてみる。そして深呼吸!ぜひお試しあれ!あはは!