私が精神世界に興味を持ち始めたのは小林正観さんの本を頂いてからです。
面白いことがたくさん書いてあり、それらを楽しく実践しながら、
自分のものの見方を変えてきました。
その中に一つに「私たちは生まれる前に全部シナリオを書いてきた。」
というのがありました。
それを読んだときに、腑に落ちたというか、
「なーんだ!そうなんだ!」と笑ってしまったのです。
その時の私はいつも、
「あのときにこうしていたら、私の今はこんなんじゃなかったのに。
もっと幸せになっていたはずなのに!」と事あるごとに思って嘆いて、
自分をどん底まで落ち込ませていたからです。
- どこで、いつ生まれるのか
- どんな両親のもとに生まれるのか
- どんな家庭環境で育つのか
- 誰と出会うのか
- 誰と別れるのか
- どのような様々な体験をするのか
- いつ死ぬのか
自分自身で、生まれる前に今回の人生劇場の脚本を書き、場所を決め、
配役を決めてお願いし、その物語の主役を演じているのです。
それならば、もう人生に抗う(あらがう)必要は一切ないということですよね。
だって自分でそうしたくて、自分がすべて決めてきたのですから!
- こんな家庭で育ったのが悪いんだ
- あの時あの人と結婚してれば幸せだったのに
- もっといい大学に入って就職してたらもっと高収入だったのに
- なんであんなことでケンカしちゃったんだろう
- 私ばっかり苦労して、ちっとも良いことなどありゃしない
- こんだけやってあげているのに、誰も私のことを気にかけてくれない
- 金なし、家族なし、これで職を失ったらどうしよう
- 将来誰も面倒見てくれないのかと思うと不安だ
- いつ病気になって、いつ死ぬのか不安だ
もうそんな過去や未来のことを考える必要はありませんね。
だって私の人生劇場は、毎日一瞬一瞬、自分が書いた脚本通りに
「 最終章 -完- 」に向かって順調に進んでいるのですから。