そうして「ありがとう」を言い続けていた毎日ですが、
正観さんの本には「ありがとうを2万5千回言うと大量の涙が出てくる。そしてその後もさらに続けると嬉しく楽しく幸せな奇跡が起こり始めるらしい」と続きが ありました。
毎日「ありがとう」を言い続けているけれど、「不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句」を言ったらまたやり直しになってしまう。それならば一気に2万5千回言ってみたらどうだろう!と思ったのです。
そしてある日、ノートに正の字を書きながら2万5千回ぶっ続けで言ってみました(笑)
あと少しで2万5千回!すっごい涙が出てくるはず!とめちゃくちゃ期待が高まる中、2万5千回目を言い終わったあと。。。達成感はありましたが、涙は出てきませんでした。数え間違いかもしれないとあと千回位続けて言ってみました。あはは!きっと大量の涙が出てくることに執着していたのかもしれませんね。
でも全然思ってもみなかったことが起きました。
それは煙草を自然にスパッとやめたことです。それもなんの副作用もなく。
でもやっぱり何で涙が出てこなかったんだろう?と思いました。
途中で五戒を思ってリセットされちゃったのか?
数え間違いか?とおかしい!と思ってしばらく経ってからまた言ってみたのです。
その日は二日酔いで役立たずの日でした。それならばとベッドの上にノートを持ってきて、寝っ転がりながら2万5千回言ってみました。
が、やっぱり涙は出ず!
なーんだ残念!でもしょうがない!と思って終えたのですが
その後、体にあった痛みが消えていることに気が付きました。
これが「ありがとう」の奇跡なのか、偶然なのかどうか私にはわかりません。
でも面白いこともあるもんだと思ったのです。
その後マントラやアファメーションのという言葉を知ったとき、
あの時言い続けてた「ありがとう」は、これと同じだったんだと思いました。
20年以上たった今でも「ありがとう」の日々は続いています。
だから心にピン!ときたことを楽しくやってみる!って大事だなと思います。
だってそこから私の奇跡(自分の内に目を向けること)は始まったのですから!
もう一日中言い続けることはないけれど、料理の材料を切るときは口から勝手にでてきます。そしてたまに心がしょぼんとしちゃったときにも無意識のうちにつぶやいています。
そのくらい「ありがとう」は身近な言葉になりました。
そして「ありがとう」と言いたくなる現象がいっぱい起こるようになりました。そしてそれはいつしか感謝にかわり始めたのです。