大好きな本 – 誰もが幸せになる一日3時間しか働かない国

今日はちょっと一息!ということで、私の大好きな本を紹介します。

現在は絶版なので、ぜひとも復刊してほしい!
というより復刊するためにはどうしたらいいのか考えています。
(ご存じの方がいたら教えてくださいね!)

私が地球を去るまでに、こんな国に住みたい!と思っているのです。
でもそのためには自分の生活の中にまずこの「キルギシア」を建国することなのですね!
それはいつも心に平和を!そして愛と調和の世界です!

飛行機トラブルによりに二日ほど寄港しなければならなくなったアジアの国「キルギシア」
そこでは自分が夢見ていたような存在の国が、実際に存在していました。
それは人間らしい社会。
他の国では何世紀もかけても起こりえないことが起こっているのを目の当たりにした主人公は、
12人の友達たちにその想いを書いた10通の手紙を送ります。

訳者の方のあとがきにもありましたが、わずか120ページほどで
「人間が人間らしくいきていける」理想の社会を掲示してくれています。
それもとても簡単にわかりやすく!

内容については読んで自分で感じていただきたいので目次だけにしておきますね!


<誰もが幸せになる一日3時間しか働かない国 – シルヴァーノ・アゴスティ >
目次:
一通目の手紙:僕は新しい社会が生まれる奇跡に立ち会うことになった
二通目の手紙:子供たちは16年間遊びながら過ごす
三通目の手紙:僕たちは誰しもが自分と言う国の元首なのです。
四通目の手紙:健やかな肉体に勝る病院というのはありません。
五通目の手紙:死者を埋葬するみたいに武器を土に埋めてしまった
六通目の手紙:人が本質的に求めることや望むことって、概ねこの八つ
七通目の手紙:警察も、軍隊と同じように社会から姿を消したのです。
八通目の手紙:一つひとつの出逢いを人生がくれた最高の贈り物だと考える
九通目の手紙:成人すると市民一人ひとりに住居が支給される
十通目の手紙:今、僕に新しい世界を思い描く力を与えてくれている

「キルギシア」という国では、国民の習慣と行動を改善する改革が実現された。
この国のモットーは

人間らしさを尊重する社会であること。
誰もが自分の運命の指導者になれること。
穏やかな暮らしを生涯送れること。

そしてもっと重要なことは
人々の生活保障が物質的なものだけでなく、

ゆとりのある(時間)をつくりだすこと

にある、としたことである。

誰もが幸せになる一日3時間しか働かない国 – シルヴァーノ・アゴスティ


同じような内容で長島龍人さんの<お金のいらない国>があります。
こちらは計4巻ですが、薄い本なので読みやすいです。
今見たら5巻目が発売されたようです。楽しみです。