鼻呼吸と腹式呼吸に慣れてきたら、丹田呼吸法をおすすめします。
丹田と言う言葉を聞いたことがありますか?
丹田とは体の中にあるエネルギーの集まる場所のことです。
場所はおへそから指4本ほどしたのあたりです。(腹筋に力をいれたときに一番硬くなるあたり)
「腹がすわる」とか「肝がすわっている」とか言いますが、これは丹田がしっかりしているということなんですね。武道やヨガでも一番大切な場所です。
1. まずは背骨をまっすにして姿勢を正して座ります。
椅子に座るならば両足を床につけましょう。
そしてリラックスして、目を閉じます。
2. お腹に手をあて、8秒間かけてゆっくりと息を吐き出し、
もうこれ以上吐ききれないというところまで息を吐き切ります。
その時には体からマイナスエネルギーが出ていくのをイメージしましょう。
体のストレス、緊張、葛藤などすべてをゆっくりと吐き出します。
3. 次に鼻からゆっくりと息を吸い始め、8秒間かけてお腹を膨らませます。
その時にはきれいなエネルギーで体中が満たされるのを感じましょう。
体の中の細胞ひとつひとつが活性化していくのをイメージしましょう。
4. これ以上吸えないというところまで息を吸いきったら、8秒間息を止めます。
自然に止まるまで息を吸い切りましょう
体中が愛で満たされて、丹田にエネルギーが満たされるのを感じましょう。
5. これを繰り返します。
丹田を意識してゆっくりとした腹式呼吸を繰り返すことで、
体がどんどんとリラックスしていくのが感じられるかと思います。
最初は8秒が無理ならば短くしてもかまいません。
無理をせずに、だんだんと長くしていってください。
最終的には20秒ずつ出来るようになるのが目標!
そして10回以上続けられるといいですね!
これを続けていくと、普段の生活(無意識)のなかでも、長く深い呼吸ができるようになり呼吸の回数が減ってきます。