以前も書きましたが、私は小林正観さんの本を頂いてから精神世界に興味を持ち始めました。
最初に実践したのが、「ありがとう」と言うことでした。
「ありがとうを言い続けると、おもしろい現象が起こりはじめる」と書いてあったので面白そう!とワクワクしたからです。
そしてその「ありがとう」には心を込めなくてもいいとありました。
なんだそれなら簡単じゃない!と「ありがとう」を言い始めたのです。
朝起きたら「ありがとう」
歯磨きしながら、「ありがとう」
コーヒーかき混ぜながらの「ありがとう」
その当時は勤めていたので、「ありがとう!ありがとう!ありがとう!」を好きな歌のメロディにのせて歌いながらの自転車ありがとう通勤10分!
仕事中もありがとう!
トイレの中でもありがとう!
買い物中もありがとう!
すれ違う人にもありがとう!
料理のときにも材料を刻みながら、鍋振りながらのありがとう!
会話しながらもありがとう!
シャワーを浴びながらもありがとう!
そしてありがとう!を言いながら眠りにつく毎日でした。
そうすると何だかフフっと楽しいのです。
ありがとうを言っている自分自身を楽しんでいました。
でも、ある言葉をいうとやり直しになるというのです。
その言葉というのが五戒(不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句)です。
これを言った瞬間に「チーン」という音がして、そこからまたやり直しだというのです。
始めたころは「チーン」がよく鳴り響きました!あはは!
あーまた初めからか。。。と、とほほの毎日。
でもそうしていくうちに、自分の言葉に意識が向くようになってきます。
「チーン」を聞きたくないから、「不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句」が口から出てくる前に、言うのやめておこう!と思うようになってきたのです。
それよりもありがとうを言ったほうが自分のためだと!
今思うと、これはとても良い訓練だったのですね。
なぜなら「自分が投げかけたものが、返ってくる」ことを実践し、実感し始めたからです。